ハーフ妻と帰国子女夫のワンダーラスト日記

ブータン生活、デュアルキャリアカップル、遠距離恋愛、別居婚、アイデンティティ、言語など

コロナ禍の海外渡航はかなりキツい【書類取得(ビザ、航空券、陰性証明書)編】

コロナ禍の今、日本から海外に渡航する人は稀ですよね。それでも家庭や仕事の理由で日本を出国する人は0ではありません。私もそんな人のひとりです。

 

ブータンに行くことが具体的になってから、実際にブータンに入国するまで約2週間。超スピード勝負でした。その間にしなくてはいけなかったこととしては以下の通り。

  • ブータンの滞在許可(ビザ)の取得
  • コロナ陰性証明書の取得
  • 経由地であるインドのトランジットビザ取得
  • 航空券の予約
  • 住民票を抜く
  • 保険を切り替える
  • 外貨の準備
  • 持っていく日用品の買い出し
  • パッキング

このように、短い期間で本当に多くのことをこなさないといけませんでした。今回はそんな中でも間に合うのか本当にはらはらした、

  • ブータンの滞在許可(ビザ)の取得
  • 航空券、トランジットホテルの予約
  • コロナ陰性証明書の取得
  • 経由地であるインドのトランジットビザ取得

以上4つについて、どんな手順でどんな困難があったのかを書きたいと思います。

 

 

ブータンの滞在許可(ビザ)の取得

まず、コロナ禍において新規滞在許可を取るというのは、どの国においてもかなり難しいことです。私の場合は、新規というよりは、先にブータンに居住していた夫の配偶者として、すでに配偶者ビザを持っている状態からのスタートでした。すでにビザをもっているけれども、コロナ禍でe-VISAをもう一度発行してもらわなくてはいけないとのことで、改めて申請をしました。夫の務め先を通してブータン政府に申請してもらいます。比較的簡単にもらえると思ったのもつかの間、夫から「もしかしたら難しいかも…」と連絡が。結局e-VISAが下りたのが出発予定日3日前!心臓ばくばくです。夫の勤め先を通さず個人で手配していたら完全に無理でした。

 

航空券の予約

ビザの申請と同時進行で行ったのが、航空券の予約です。これがとても大変だった!!!ブータンは通常時ですら日本からの直通はなく、タイやインド、インドネシアなどを経由することになります。そしてそこからはロイヤルブータン航空(ドゥルックエアー)一択です。つまり、このロイヤルブータン航空以外、ブータンに入国する術はありません

 

そしてコロナ禍で観光客がほぼいない今、ロイヤルブータン航空の便が全然なかったのです。なんと、「事前に○日の便に乗りたい人の予約をうけ、その人数が一定数を超えたら飛ぶ、超えなかったら飛ばない」という、直前になるまで飛ぶのか飛ばないのか全く分からないチキンレース状態でした。何が大変って、ロイヤルブータン航空が直前で「やっぱり飛びません」といった場合、日本から経由地(インド)までの航空券がおじゃんになるのです。

 

それだけではありません。後述しますが、今回はインド経由になったため、トランジットビザが必要です。一度取得したビザは15日間のみ有効なので、もし狙っていた日のフライトがキャンセルになると、またトランジットビザも取り直す羽目になるのです…。とにかくロイヤルブータン航空が飛ぶのか飛ばないのか、そこが確定しないとても不安な状況で、それでもその他の予約や許可取りを進めなくてはいけないのが心理的に苦しかったです

 

嫌になりすぎて、「インドから車では山を越えられないのか」と夫に聞いて呆れられました。

 

コロナ陰性証明書の取得

今現在どこの国に行くにも、コロナの陰性証明書の提出が求められます。大体、入国72時間以内に検査をした証明書のみ有効です。つまりどんなに事前に準備を進めていたとしても、出国前ぎりぎりに検査を受けることになるのです。私はTVCMでおなじみの「にしたんクリニック」を利用しました。確か、お急ぎ料金含めて3万円弱くらいかかりました。商売…。ここがとてもよかったところは、電話が24時間対応だったこと。とにかく出発まで時間がないので、確認したいことが電話でスピーディに聞けて即解決できることとても助かりました。

 

検査は、キットが家に送られてきて、予約した時間にスマホでテレビ電話をつなぎ、看護師さんが見ている中自分で唾液を採取して行います。そして採取した唾液を送り返すのですが、私の場合は時間がなさ過ぎて、直接渋谷スクランブルスクエアの超高層ビル内の引き渡し場所まで渡しにいきました。

 

翌日には結果が出るのですが、その原本もまた渋谷まで取りにいきました。ちなみに渋谷スクランブルスクエアのオフィスは、エレベーターからすでに超イケイケで、ドラマに出てくるような超トレンディなオフィスでした…死語満載ですみません。

 

インドのトランジットビザの取得

ブータンのビザだけでも頭が痛いのに、乗り継ぎをするインドもトランジットビザも事前に取得する必要がありました。これがまたヒヤヒヤものでした…。

 

トランジットビザは、目的地までの航空券のeチケットがないと申請出来ません。フライトが直前まで飛ぶか分からなかった私は、この時点でもう申請がギリギリです。

 

まず、インド大使館HPが死ぬほど分かりづらい。ビザの取り方を知る唯一の公式情報源なのに、ナニイッテルノカワカラナイ。どうしてあんなことになってるんだ。一体誰がHPを作っているんだ。

 

怒りが沸いてくるほど不親切な説明で、仕方なく電話をかけるのですが、大使館あるあるで、誰も出てくれない。そこで、日本語の音声案内で3度かけて3度とも誰も取ってくれなかった後、4度目にかけた時に英語の案内を選んでみました。すると…出てくれた!!!ただし、絶対に領事業務担当ではないであろう一般スタッフらしきインド人が!事情を説明すると、無事に担当のインド人マダムにつないでくれました。

 

この裏技で2度ほどインド大使館に電話をして手続きの仕方を教えてもらった後、現金を封筒で送るという(現金書留)、およそ令和とは思えない方法でトランジットビザを申請しました。手続きには通常、3営業日かかるとのことだったのですが、まさに私の申請が出発予定日の3営業日前!!その後担当の人からメールがきて「ギリギリすぎるので、本来は郵送ですが受け取りに大使館に来てください。用意が出来たらメールで連絡します」と伝えられました。

 

しかし、出発前日になっても「ビザが出来たので取りにきてください」の連絡は来ず…。とりあえずもうその日しかないので、大使館に行ってみました。九段下のとても素敵なロケーションにインド大使館はあります。セキュリティの人にビザを受け取りにきた旨を伝えるも、「レターある?」と言われてしまいます。「それがないと中には入れられないよ」といわれてしまい、一瞬泣きそうになりますが、なんとか名前だけでも中の人に伝えてもらえないかお願いします。親切なセキュリティの方のおかげでなんとか中に入れてもらい、窓口に行くと無事に出来てました、私のビザ!ありがとう、インド大使館の皆さん!!しかし書留で送ったお金は数百円だけ差し引かれて戻ってきました…何だったんだ…。

 

ちなみに、インドのトランジットビザを取りに行く日と、にしたんクリニックの唾液採取を採取して提出する日が同じだったので、この日は東京を西から東へ駆け回りました。時間が被らなかったことが奇跡…。

 

手続き四重苦

ということで、渡航前準備は、ブータンのビザ、航空券、コロナ陰性証明書、インドのビザと、四重苦状態でした。4つのうちどれか1つでも取得できなければ他の3つが無駄になるというプレッシャーの中で、「どうか全て通ってくれ」と祈りながら準備をするしかなかったです。

 

なんとか出国する準備ができた私でしたが、書類を揃えても一筋縄にはブータンには到着しませんでした。続いても、その時の様子をお伝えします。