ハーフ妻と帰国子女夫のワンダーラスト日記

ブータン生活、デュアルキャリアカップル、遠距離恋愛、別居婚、アイデンティティ、言語など

コロナ禍の海外渡航はかなりキツい【日本出国からインド乗り換え編】

さて、なんとか必要な事前書類を揃えて成田空港に向った私ですが、日本でも乗り継ぎ先のインドでもでも問題に打ち当たります。では続きをどうぞ。

 

 

日本出国

人もまばらな成田空港、チェックインのためカウンターに向います。そしてeチケットとパスポートを提出して、インド経由でブータンに向うことを伝えます。

 

カウンターの人、めっちゃ困惑してる!!

 

そう、ロイヤルブータン航空は、他の航空会社と全く提携していないのです。もはや、「え、なにこの航空会社」レベルの反応です。LCCと疑われました。ブータン唯一の航空会社なのに!!カウンターのお姉さんがあらゆるところに連絡を取り、諸々確認すること1時間以上…。私は2時間前に到着しているようにしていますが、それでも今回はぎりぎりでした。カウンターの方は日本人なので、それは申し訳なさそうに私に繰り返し謝るので、こちらも申し訳ない感じに。

 

やっとのことでチェックインしてもらったのですが、なんとスーツケースはブータンまでそのまま送ってもらうことができないとのこと!「お客様の荷物は自動的に振り分けられず手作業で移すことになるので、こちらからも連絡しておきますが、インドに着いたらグランドスタッフに、荷物番号を見せてブータン行きにきちんと乗せるよう念押しをお願いします」と言われました。そんなことってあるんだ!!アナログ!初めてのことに困惑する私。これはロスバ(ロストバゲージ、荷物紛失)の予感…。

 

いかにも前途多難そうで、まだ飛び立ってもいないのにげっそり。とりあえず日本で最後の食事としてラーメンを食べて、飛行機に乗り込みました。ちなみに空港内もがらんとしていて、唯一開いていた食事処がラーメン屋さんでした。本来、空港内のお店を見て回るのが大好きなので、とても残念です…。それに、普段ならば「○○買い忘れたけど、空港で買えばいいや」となりますが、今の時期は空港内のお店はドラッグストアや電気屋さんも大体閉まっているので、忘れ物を買うこともできません。ご注意を。

 

※ちなみにこの記事をはじめ、「コロナ禍の海外渡航」シリーズのサムネイルの写真は、コロナ禍の羽田空港の写真です。人がいなくてなんだかツルツル。

 

もちろん飛行機内もガラ空き!

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人はなぜみな機内食を撮るのでしょうね。どの航空会社でも、私は機内食はあまり好きではないです。

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そんなこんなでインドはデリーに到着します。

 

インド入国

さて、インドでは1泊して次の日ブータンに行く手はずになっていました。前述の通り、到着してまず私は、グランドスタッフに自分のスーツケースをブータンに送ってくれるように念押ししなくてはいけないのですが、こちらから話しかけるまでもなく、英語で私の名前を書いた紙を書いて待っているインド人スタッフが!助かる!!彼女はスーツケースのことだけでなく、私がトランジットホテルに行くまで面倒を見てくれました。しかし、このホテルにたどり着くまでも非常に長かった!

 

結局、事前にトランジットビザを取得したにも拘らず、結局現地でまた書類を記入し、許可をもらう必要がありました。イミグレーションを出なくて良いようにトランジットビザも取り、ホテルもイミグレの内側のホテルを予約したのに、それらが全て無効となり、むしろ一度イミグレを出ないとダメだと言われ、ホテルはイミグレの外に取り直し、そのままブータンに送るはずだったスーツケースも一旦受け取り空港内各所をぐるぐると2時間くらいかけて放浪し、ようやくホテルに入ることが出来ました。

 

どうやらこれらは全て、ロイヤルブータン航空が搭乗3時間前にならないと搭乗券を発行してくれないことに端を発していて、トランジットの場合、次の目的地までの搭乗券を提示しないとイミグレ内に留まれない、というのが理由だったそうです。

 

ちなみに、イミグレの内側から外側に出るのみならず、普通に空港の外に一度出されてもう一度入るという謎の手続きも発生しました。日本の空港は見送りや迎えの人が自由に空港に行き来できますが、インドの空港は搭乗者しか空港内に入れません。空港に入る時点でパスポートとeチケットをセキュリティの人に見せないと入れません。テロ対策が厳重ですね。こういう時、日本の平和さをしみじみと感じます。

 

さらに、インドの空港はセキュリティが超厳しいので、乗り継ぎをする外国人ひとりに監視員のような感じで空港スタッフがぴったり張り付きます。(トランジットビザでインドに入国して、そのまま不法滞在しないように?)私の場合はコロナ禍で特に警戒していたのか、みんな暇だったのか、常時5人くらいに囲まれていました。といっても、おかげで書類関係は全て記入してもらえるし、スーツケースも持ってもらえたので大変助かりました。

 

とっても分かりづらいですが、やっと到着したトランジットホテルの窓の外の景色。もろ空港内なのです。これは夜遅くに撮ったので無人ですが、エスカレーターなど普通に人が歩いているが眺められます。眺めたくないですけど。

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 そしてまた翌日、インドからブータンに向って出発します。

 

インド出国

さて、翌日。いよいよブータンに向かいます。しかし、くせ者ロイヤルブータン航空。カウンターは常時人がいる訳ではなく、フライトの3時間前にならないと人が来ないそう。そう教えてくれたグランドスタッフも、きみたちの扱いにちょっと困ってた感じだったよ…。

 

3時間前になってカウンターが開き、私もチェックインを試みます。ブータンのビザを始め、持ってきた事前書類を全て提出します。しかし!ここでも止められる。成田空港でのやりとり再び。

 

カウンターの人が、あちこちに連絡し確認を取ります。最終的にブータンのイミグレに連絡を取ったようで、「ブータンのイミグレが発行するレターがない」と言われます。私が受け取っていたのはe-VISAだけだったので、何のことを言っているのか分からずただ困惑。夫にLINE電話をかけて、助けを求めました。しかし夫も何のことだか分からず。

 

結局、私のビザを手配してくれた夫の勤め先の担当者に連絡してもらい、さらにその人からブータンのイミグレに連絡を取ってもらうという、とても複雑な伝言ゲームに。そしてイミグレから、インドのロイヤルブータン航空窓口に連絡を入れてもらいます。もう何がなんだか分かりません。

 

私はただ待つことしか出来ず、登場時間が近づくにつれ胃をキリキリさせていました。待つこと約2時間、やっとイミグレから空港のカウンターに、私を搭乗させて良いという許可の電話が入ったのでした!

 

どうやらそのレターはコロナ禍になってから必要になったものらしいのですが、なんとブータンのイミグレの人が事前に私たちに伝え忘れていたというヒューマンエラーが原因だったということが後々明らかになりました…。

 

とまあ、なんとか最後の砦、ロイヤルブータン航空に搭乗することが出来ました…。最初からずーっと綱渡り状態で、今思い返してみてもよく無事にブータン来れたな、と我ながら思います。

 

次はやっとブータンに到着!しかし、最後の関門が残っています…。